かがみデザイン

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「かがみデザイン」ブログタイトルの由来

なんで「デザイン」なんてネーミングなのか。

 

「かがみデザイン」のブログ名の由来について。デザイン、なんとなく憧れないっすか?わざわざ付けているからにはちゃんと意図はあってのことなんだけど今日はそんな話題です。

 

「デザイン」への憧れ

 

自分の場合は、中学の頃、ベタ塗りの絵具で美術の時間にあれこれ書いたところに端を発する。高校進学時にデザイン科がある高校に行きたいと思った位である。

 

実際には田舎の公立普通科で、ちまちま受験勉強の準備をするつまんない学校に進学。

 

大学進学時、美術系の大学は既に視界に入っていなかった。幸か不幸か、自分自身がそこまでクリエイティブではないかもしれないという恐れもあったし、美大進学を志すビジョンもなかった。地方都市の公立普通高校から進むイメージはさすがになかった。

 

大学生当時、美術部へ入部した。そこでの活動は面白くないわけではなかったが、全身全霊を賭けるような気持ちにはなれなかった。適当にアートをかじり、適当に知的に振舞えればそれでよかったように思える。かっこつけるためのツールだったのかもしれない。

 

「アート」で飯が食えないという現実と直面する

 

大学後半になると就職活動などの進路を考えなきゃいけない場面が出てくる。自分はバカだから「就職活動をするために大学に進学するのだ」という肝心なことが頭から抜けており、大学近くの大きな池のほとりに座り込み、これからの自分自身について皆目見当がつかず、途方に暮れていたのを思い出す。

 

今だから判るんだけど、要は探し方を知らなかったんだよね。具体的に動けば具体的な結果が出る、というシンプルな仕組みが判ってなかったから、辛い思いをした。

 

美術部の先輩たちが、就職活動をして、アートと全く関係ない仕事に就いていく。アートと関連する仕事っていっても、広告代理店…といえば何も知らない当時は聞こえも悪くなかったが、スーパーのチラシなんかを延々と作らされたりするのに不満たらたらなのを聞いてたりした。一方でそこそこブラックな会社に行った先輩がまだアートだと言って定期的にしょうもない活動を行っていたのを見てて、アートを感じなかったり。

当時珍しかったMacでのCGを使う事で脚光を浴びていた友人が美術界隈で注目されはじめていて、それなんか違うんじゃない?ってずっと思ってたり。

 

まぁ、他人が一生懸命やってることについては、割と覚めた目で見てたみたい。その割には自分自身の事は本当にインザダークだったのが笑えない・・・

 

大人になってから、の話。

 

就職はしたものの、やはりクリエイティブであることを諦めきれず、ヒューマンアカデミーで半年程webデザイニングの講座を受講した。今、その時の学習内容が役に立っている…場面はほとんど意識しないが、一応イラストレーターやフォトショップを全然使えないわけではないから、やっぱり役には立っているのだろうなというのはわかる。イラストレーターやフォトショップDreamweaverはいずれ時間をかけてじっくり勉強してスキルを上げたいなと考えている。

 

それで、仕事として結びついたのは残念ながらデザインではなくて、ハードウェアをいじって修理して設定して~みたいな方向。Windows98とか2000とかって時代だったから、多少なりともITに長けていさえすれば、とにかく高単価で仕事がきた。振り返れば、ちょっとしたバブルだったんじゃないかなって思い出だ。

 

そこから10年程色んなことが中途半端なヤローだったんだけど、2年前に現職に採用してもらって自分の職業についての試行錯誤は一旦完結している。今はこの世界で戦っていくって完全に決めている。アートやデザインとは一見、かけ離れている世界だ。

 

デザインというのは、表現することだと思う。

 今の私は事業であったり地域であったり・・・のあり様を現場で見て、聞いて、埋もれている色々なデータを調べて、どうしていくかっていうことを企画立案するのが仕事で、大変だけどとても充実している。そして今の仕事をしていて感じるのが「デザイン」というのは何もビジュアルで見える作品に限った話ではないということ。自分が仕事をした結果として今までに無かったモノや価値を作り出すことも「デザイン」だと捉えている。

 

FP(ファイナンシャルプランナー)が使う言葉にはライフデザインというものがある。時系列に沿って、どんなタイミングでどんなライフイベントが発生しそうですよー、だからあらかじめ考えて準備しておきましょうーっていうような意味でつかわれる。私が私自身のライフイベントや日々の暮らしをデザインしていく、そんな意味合いとデザインへの憧れを込めて「かがみデザイン」と当ブログは命名された。

 

(1947字・この記事は後々加筆修正していこうって思ってる)