かがみデザイン

KEEPWALKING 四十男が中小企業診断士やミニマリストを目指したっていいじゃない!

「気づき」の重要性について再確認した件

実はずっと気になっていた課題

職場の給湯室にある冷蔵庫の冷凍室を以前、気がつかずに開けっ放しになっていたことがあった。翌日気がついたのだが時は既に遅く、冷凍室の中の霜…(霜というかもはや氷塊)がビッシリでそれなりに気になっていた。

 

単にそれだけならば、あーごめんごめん、と言えばいいだけの話なんだけど
私物を入れた際に開けっ放しになっていたため冷凍室の中には凍漬けになってしまった私の私物が…私物っていうのがどうにも気になっていて(だめってことではないのだけど)なかなか言い出せずにいて、今に至ってしまった。

 

気にはなっていたものの、職場の冷蔵庫なので、基本的には事務所には誰かがいる。誰かがいる中で冷凍室の氷を溶かして、なおかつ私物をサルベージして更に元の状態に戻すというのはかなり無理があることは予測された。せめてもの救いは、冷凍室は普段ほどんと使うことがないということだ。お客様等からアイス等の差し入れでもなければ、使う事は無い。

 

時は来た

実はお盆明けの3日間、夏休みのローテーションの結果、事務所がかなりガラガラになることが確定していた。チャンスはここくらいしかない。TIME HAS COME.

幸いな事に、今夏は本当に暑い。当初の予測では丸2日間、冷凍庫の扉を開けておけば解決するだろうという見通しだった。

 

作戦開始直後から見通しが大きく外れたのが、冷蔵室のほう。女性職員のおやつであるチョコレートがコレクション状態で格納されているではないか。このことにより冷蔵庫の電源を落として丸2日放置で氷を溶かす作戦に黄信号が点灯する。冷蔵庫の電源を落とすわけにはいかない。

 

しかし、この時点ではまだ余裕があった。何しろこの暑さだ。冷蔵庫に電源を入れたままであっても氷は解けるだろうと予測していた。

 

作戦は失敗で、追い込まれる

過去2日間、ずっと冷凍室の扉を開けていたが問題の氷塊は徐々にしか溶けなかった。
今日はその3日目にあたる。この作戦を続行するなら・・・3日間で「冷凍室問題」を隠密に解決し、職場での悩みのタネを1つ解決して仕事を更に効率よく捌いてヒャッハー、な俺。という未来は永遠にこない。

 

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【予定していた未来予想図】

 

作戦変更することで「冷凍室問題」可及的速やかに解決するにはどうしたらいいのだろうか・・・追い込まれた私はgoogleに訊いてみた。

 

お湯を使えばいい、という単純な答え

もうね、アホかと。
お湯をポットで沸かして、溶かしたい場所にプラスドライバーをあてて、それに沿ってお湯を注ぐ。これで氷塊は劇的に溶けていくではないか。1ヶ月近く内心困っていた「冷凍室問題」は10分程度で解決してしまった。

 

しかし、馬鹿にしてはならない。私がいくつか考えていた計画の中にはアイスピックで削り取っていく作戦もあったのだ。冷凍室の霜取りにアイスピックなどの鋭利なものを使うと穴をあけてしまって故障、という危険性すらあるのだ。


気づき、という重要なファクター

今回、話題に挙げた「冷凍室問題」はバカバカしいけれど、この「気づき」という要素はとっても大事だよなーと最近とても重く感じている。

 

少し真面目な方向性でお話しすると、来年に向けて資格試験対策を進めているのだが、単に「勉強するぞ」ってだけだとか、「がんばるぞ」ってだけでは難関資格の攻略はどうにもならない。具体的な手法であったり、思考法(勉強であったり資格そのものであったりへの接し方というか)であったりには勝つべくして勝つための手順がある。

 

今朝は自分が受け持っている担当の仕事でも1件、自分は気づいていなかったけど、上司はすぐに気がついたというケースがあって「気づき」って大事だよなーって改めて確認したものだ。(この1時間ほど前に「冷凍室問題」を解決しただけに)

 

拙速であるより慎重でなければならない場面も多い

最近は何かとスピード、レスポンスが要求されるケースが多いけれど取り組む対象の規模や難易度が高くなればなるほどに、「気づき」の要素が抜けていないかを慎重に見極めながら勝つべくして勝つ、という動きも大事だと考えている。

 

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