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KEEPWALKING 四十男が中小企業診断士やミニマリストを目指したっていいじゃない!

【百捨】シールはがしスプレー【捨てたものエピソードNo.004】

ミニマリスト的に過ごしたぞ

土日にしっかり定期的に休暇を取れる今の仕事、今のポジションのありがたみを感じながらまったりと週末を過ごす。ミニマリスト化のための「月間100個モノを捨てる」計画も着実に進めている。ちなみにこの2日間で2ケタはモノを捨てた。
 

今回捨てたものは「シールはがしスプレー」である。

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このアイテムは名前のまんま、壁等に残るセロテープ等の跡をきれいに取るためのスプレー。該当箇所に吹き付けて、ティッシュ等でこすれば古いテープの跡が取れるという・・・。使ってみてもらわないと「シールはがしスプレー」の凄さ、ありがたさはわからないと思うがまあ、シール跡をきれいに取り除きたいという時にはこれが決定打になる!って位のモンだ。

なんでこんなもの持っているのか?

 

コイツは前職の事務所で使っていた。前職の事務所がもうだいぶレガシー感満載の昭和!な雑居ビルの中だった。年末ごとに大掃除をするが、ある年、そのちょっと前に「壁やパーティションにテープの跡が結構多くってみすぼらしいからなんとかなるならなんとかしたねぇ」って上司が言っていた。なんとかなりそうなものを探していたらこの素晴らしいアイテムに遭遇したってわけ。確か300円くらいだったと思う。自腹だ。
 

品物は実力を発揮したが

「シールはがしスプレー」はよく見たらMADE IN Germanyとあった。彼が戦ってきた厳しい欧州戦線を実力で制して日本へ来ただけのことはあって、素晴らしいスピードでシール跡が落ちていく。これはかなり良い品物だ!ええのとったわ!
 
私なりの考えだが、お客様を迎え入れる事務所やテナントにおいて細部までこだわって掃除をするというのはえらそうなお題目を唱える前の基本中の基本だと思っている。掃除をしたから即売上に繋がったりは正直しないだろうけど、意識が行き届くということが最終的な成果を左右すると考えているからだ。
 
そういうわけでシール跡をきれいにするための必殺ツールとして、大掃除後の年明けからも随時暇をみては事務所内のシール跡をどんどんきれいにしていった。こりゃ凄い、この分ならば今年の売上は倍いくんじゃないかくらいに嬉々としていた。ところが、私の試みは1ヶ月経たずに終了してしまう。
 
先に「なんとかしたい」と言っていたはずの上司がシール跡を取る作業をするなと厳命してきたのだ。そもそも君が言った事から始まったんじゃと内心思いもしたが事務所内では彼が最高責任者なので、従うしかない。こうして「シールはがしスプレー」は上層部の都合という大人の事情で事務所という最前線から退くことになったが、その実力は疑いようもなく、そのまま私の自宅に招かれる事となった。
 

「シールはがしスプレー」を自宅で使う場面って・・・?

「シールはがしスプレー」は頼もしい切り札として私の道具箱の中に納まったが、あれから3年近くは経ったはずだけど未だに自宅で使われる場面が無い。今の職場でも使う場面はなさそうである。もし使う場面があれば(もうないと思うが)安価だし、また買えばいいだけの話なので思い切って捨てることにした。
 
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